晴天に恵まれた4月18日、知念村あざまサンサンビーチで、毎年恒例の浜下りを行いました。これは、第18回ふれあい交流会として、首里地域の元気なお年よりの方たちをお連れしていく行事です。汐の香りも心地よく、澄み渡った空の下でスイカ割りをして楽しみ、皆さんは童心に返ったようでした。昼食の時間をはさんで、今度は歌や踊りに興じ、笑い声の絶えない一日となりました。


 4月20日、入所者の方30名と、そのご家族で、毎年恒例の浜下りを行いました。恩納村海浜公園は、青い海がどこまでも続き、絶好の「浜下り日和」となりました。潮風を感じながら、皆さんは昼食を楽しみ、おしゃべりにも一層花が咲いていました。午後からは風が強くなったため、海岸沿いをドライブし、いつもとは違う時間の過ごし方に、素敵な一日が過ごせたようです。  
     

  

 ユニットケアを始めて、およそ1年半となります。個人個人への細かい対応が可能になり、その表情、しぐさ、訴えかけが見てとれる余裕が生まれました。利用者のご家族との情報交換も密になりましたし、これからは、さらに、個人の生活のリズムを把握して、細部にまで行き届くケアを心がけたいと思っています。
 心に水と書いて「もとみ」。水は形をもちません。私たちは、固定の概念にとらわれることなく、水のように柔軟な心でもって、利用者一人ひとりの個性に合わせてお世話させていただくことを心がけております。


 今年4月1日からデイサービス谷茶の丘では利用者の方に対しまして昼食の体系をバイキング形式にし、利用者の方に自分で見て、選んで、とってもらう、そして食事の時間をゆっくりと過ごしていただける様にとバイキングを導入いたしました。以前の食事の内容より2〜3品ほど品数も増え、お茶も3種類(緑茶・イチョウ茶・グアバ茶)の中から選べるようになり、村内のホテルに負けないくらいのバイキングとなっております。



 2月27日(金)、1F食堂にて、約90名のボランティアの皆さんによる感謝の集いが開催されました。ゲストに「TO。‐なんくる」をお迎えしました。三線を持っての歌やこっけい踊りを披露していただき、楽しい時間を過ごしました。こっけい踊りの石嶺一将くん(小学校3年生)は浦添はごろも祭りのカチャーシーのチャンピオンでもあります。最後は1年間ボランティア吉田早有理さんの活動を皆さんでねぎらい、素敵なひと時に幕を閉じたのでした。

     
 2月2日〜5日にかけて、皆さんで、さくら見学を楽しんできました。デイサービス利用者の方を対象に、1日あたり20名前後、本部町の八重岳まで、みかん狩りも兼ねて、バスに揺られ行ってきました。お天気に恵まれない日もありましたが、桜の木の下、皆さん春の訪れを感じとっていたようです。


 まずまずのお天気の中、2月4日〜10日にかけて、さくら見学に行ってきました。昼食を名護の道の駅でとり、それから辺野古〜宜野座〜漢那ダム〜金武〜新川と桜の名所を皆さんで楽しんできました。時折、覗く太陽のもと、美しく咲いた桜の花に皆さんの笑顔も満開でした。

大名
 3月15日〜19日、デイサービス利用者の方々で、東村有銘花ぱーくへ、つつじ見学に行ってきました。1日あたり20名前後のバスハイクです。4日間、お天気にも恵まれ、つつじの香りに包まれながら、皆さん、思い思いに満開のつつじを楽しまれていたようです。野菜売場のコーナーでは、大根などを買う姿も見受けられ、お買い物を楽しむ方もいたようです。
谷茶の丘

 4日間、晴天が続く中、3月10日〜16日にかけ、つつじ見学に行ってきました。大宜味村の塩屋公民館で昼食をすませ、つつじ祭りの会場である東村へ。満開のつつじの見事さに思わず感動!その後、福地ダムの見学にも行き、ダムの水量の少なさに皆さん、驚かれていたようです。続いて、有銘花ぱーくからイノシシ牧場へ足を運び、生まれて間もないイノシシの子どもと対面した皆さんは、その可愛らしさに顔をほころばせていました。


 
 2月21日(土)、施設の庭と1F、2Fを開放して、バザーを行いました。デイサービス利用者を始め、そのご家族、ボランティアや地域の方々に参加いただき、約60名の来場者がありました。会場には手作りの漬物や野菜、ぜんざい、沖縄そばにくずもちとバラエティ豊かに商品が並びました。浦添市「グループホームあいあい」の利用者の方々もお迎えし、三線を弾きながらの歌が披露されました。



地域老人会の方々との親睦を深めるため、5月11日(火)、交流会を開催しました。デイサービス利用者の方40名、老人会から30名、それぞれ参加いただき、盛大に行いました。午前中は、デイサービスの機能や役割をご理解いただくために、施設内を見学。
  午後からは三線や大正琴、手工芸、カラオケ等催され、またマッサージコーナーも設けられたりと各自が思い思いに過ごしました。職員による挨拶や記念撮影なども行われ。、皆さん大変くつろいだ雰囲気の中、楽しいひと時をすごしました。


痴呆単独型通所介護施設
デイサービスセンター大名(長田)開設予定

ゆうなの会では、長田地域に、現在、居宅介護支援事業所、及び訪問介護ステーションを開設し、神谷医院を拠点として、那覇西地域で活動しております。この度、地域の皆さまからニーズの高い、痴呆単独型通所介護を平成16年7月1日に開所予定としております。今までの経験を活かし、皆さまのご期待に添える施設作りを目指しております。
開所予定:
開所場所:
定  員:
平成16年7月1日
那覇市長田1-13-50安里荘1F
前期10名・後期10名(計20名)

 


 読谷村、北謝川にて、4月26日〜30日、鯉のぼりフェスタが開催され、デイサービス利用者の方々が見学に行ってきました。会場の嘉手納漁港では、青空に500匹の鯉のぼりが泳ぎ、見事な景観でした。真栄田岬にも足を運び、展望台からの眺望を楽しんでいました。また、日航ホテルアリビラの敷地内も見学。車から降りて美しい眺めも楽しむことができました。
 3月9日、なかよし保育園の園児たちをお迎えする友愛訪問がありました。約20名ほどの小さな来訪者による踊りや沖縄の方言を使った劇に、デイサービス利用者や入所者の方々も拍手喝采、思わず目を細めていました。11日には喜瀬武原小学校、30日には仲泊中学校の生徒との交流会も催され、笑顔の絶えない月となりました。



  この一年間でよく聞かれた言葉が「一年間ボランティアって何?」「偉いね」の二つだ。私は全く偉くない。むしろ、ありがたい。いくらお礼をいっても足りないくらいだ。
 活動が終わってまだ2ヶ月だが、沖縄での経験や、利用者の方からいただいた言葉や人との接し方などは、私の中で生きている。人に親切にする、困っている人がいたら声をかける。沖縄では普通のことだったのに、こっちに帰ってくると、恥ずかしくて声をかけそびれそうになる。そんな時は「イチャリバチョーデーヌゥヒダティヌアガ」という言葉、そして、それを実際にしてくださった利用者の方々のことを思い出した。そして、ほんの少し勇気をだしてやってみる。私が出会った人たちに、この言葉を実践していくのが私の務めだと思う。決して目に見えるものではないけれど、この一年間の体験を自分の中でしっかり熟成させていきたい。
 大名の関係者の皆様、大名地域の皆様、本当にお世話になりました。そして、私の大好きな利用者の皆様、内地に帰っても絶対に忘れません。本当にありがとうございました。
 いっぺーにふぇーでーびる

 


吉田 早有理


 11年前は「デイサービスって?」私にとっては全く耳にしたことのない職種でした。
 でも、どうにかなるだろう」と、さほど不安感もありませんでした。何も分からないままにデイサービス大名へ一週間研修へ行き、びっくりです。
 そこでは踊り、三味線、ゲーム、巧みな話術で利用者を楽しませている…。想像とはかけ離れた場面が目の前に現れ「オレには絶対できない」と思いました。
 その頃、谷茶の利用者は5〜10名で、デイサービス大名のような大きな笑い声もなく、なんとなく過ぎ行く日々でした。
 しかし、ゆっくり利用者の方と会話することは、とても楽しく家族の様な関係でした。
 それから11年、今は40名以上の利用者に囲まれ、にぎやかな日々を過ごしています。


施設サービス課 主任
謝花 陽子

 老人ホーム谷茶の丘に勤務し今年で20年が経ちました。当時を振り返ると経験もなく飛び込んだ仕事は、初めてづくしの毎日でした。そんな中、周り方のご指導・支えがあり今日まで務めてまいりました。
 時代と共にめまぐるしく移り変わる福祉、流れ作業的なケアから個別ケアへということで現在施設サービス課ではユニットケアの導入に取り組んでおりますが、今まさに悪戦苦闘の中、全職員毎日がんばっています。今後も自分自身の質を高め学び、より良いサービス提供に職員ともども務めてまいります。

デイサービスセンター大名
介護員
田幸 正人
 デイサービスセンターに勤め、あっと言う間に3年がすぎました。もともと恩納村の出身なので那覇の道、とくに首里の道は複雑で覚えるのにとても時間がかかり大変だった事を思い出します。現在はセンターで利用者に三線を教えたり、誕生日にはお祝いの写真付きカードを作成したり等、みんなに喜んでもらえるように頑張っています。今年度よりデイサービスは個別化に向けて少しずつ歩んでいます。それにより今年度はいかに利用者の可能性を引き出せるかを重点的に考えていきたいと思います。